映画「FLU運命の36時間」、「台北ストーリー」、タレンタイム」

先週木曜日夜は、四谷三丁目にある韓国文化院で「FLU運命の36時間」を鑑賞。この文化院では、韓国映画の無料上映会がシリーズで行われており、毎回申し込んで、今回は抽選に当たりました。過去にも何回か見ていますが、逆に抽選で当たっても観に行かないことが多く、申し訳なく思っている次第。いずれにせよ、私が好きな韓国映画を只で観れるのは魅力です。
今回の作品は、いわゆるバンでミックもの。人と人の間で観戦する致死率の高いインフルエンザウィルスが韓国に入り込み、パニックが発生するという単純なストーリーではありますが、そこに恋愛や家族愛を詰め込んで、飽きさせることのない2時間でした。主人公の救命退院と女医、そして何より女医さんの娘役の少女がかわいくて熱演でした。
昨日の土曜日は、ギンレイホールにて、台湾映画「台北ストーリー」と、珍しいマレーシア映画「タレンタイム」を鑑賞。
台北ストーリー」は1985年製作ですから30年以上前の作品。監督は「嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」でも 有名なエドワード・ヤン。この監督の作品は、yahooレビューでもほとんどの作品が4点以上と評価が高いのですが、この「台北ストーリー」も評価が高くなっています。しかしながら、話が抽象的というか、ストーリーが曖昧というか、一回観ただけではその良さが分からない作品と感じました私の理解を超えているといった方がよいかもしれません。男女が恋愛に悩んでいるのか、生活に悩んでいるのか、どうも理解に苦しみましたが、ただ、変わりゆく台北の雰囲気だけは伝わってきました。
もう一本が珍しいマレーシア映画「タレンタイム~優しい歌」・マレーシア映画を観るのは初めてではないかと思います。お隣のタイ映画には傑作もありましたが、マレーシアではどうなのか。この作品は、学校の音楽コンテストを目指す少年少女とその家族を描いていますが、優しい歌という副題にあるように、マレーシアらしい優しさは感じられます。しかし、やはりインパクトが感じられない映画。もう少しもリア針がほしい作品でした。
今日はこの辺で。