初冬の温泉旅行

大人の休日倶楽部を利用した妻との初冬の温泉旅行。
初日は関東でも雪に見舞われた11月24日。北に向かう新幹線の車中から見える関東平野は白一色の雪模様。トンネルを抜けると雪国であった、がまっとうなところなのですが、24日は、栃木から福島に抜けるトンネルを抜けると雪のない穏やかな気候。こういうこともあるのかなあとびっくり。
初日の目的地は山形新庄からローカル線の磐越西線に乗って古口下車。ここから最上川舟下りを楽しむ日程。最上川のかつては度々洪水に見舞われたようですが、今年はどちらかというと渇水で、水量が少なく、付加下りの船頭さんも大変そう。
舟下りにはつきものの船頭さんのしゃれた解説と歌を交えた1時間ほどの船旅。残念ながら紅葉も終わり、川沿いの景色で特質すべき風景がなく、どちらかというと閑散期。それでも船はあらかた満員。韓国からのお客さんも乗船していました。
初日のお宿は、船の終点であります草薙港のそばの草薙温泉、高見屋最上川別邸紅。こぎれいな温泉旅館で、内装、外観、部屋、お風呂は文句なし。但し、こちらの温泉は源泉温度が22度ということで、源泉かけ流しというわけではありません。それでも、最上川を一望するきれいな檜ぶろの温泉は清潔感では満点でした。食事も素晴らしく、特に朝食がなかなか手の込んだもので感心しました。
二日目の25日の目的地は花巻温泉風の季。東北地方はやはり広くて、移動に時間がかかります。妻の希望で宮沢賢治の故郷を味わいたいということで、新花巻に早めについて賢治記念館へ。結構見る時間がかかって温泉へのシャトルバスの時間が迫ってきました。簡単にタクシーが拾えるかと思いきや、全く来ません。電話で何とかギリギリのところで来てもらい新花巻駅に3分前に到着。ここで失敗がありました。シャトルバスが二種類あり、南花巻温泉郷雪に乗るべきところ、違うシャトルバスに乗ってしまいました。発射直前で降りたものの、同時刻出発のバスはすでに出てしまった後。やむを得ずタクシーで「風の季」へ。無駄なタクシー代が発生してしまいました。私の時間コントロールの失敗でした。
風の季もきれいな旅館ですが、ここも秘湯とは言えないモダンな温泉旅館。お風呂も部屋もきれいでしたが、やはり温泉は秘湯が一番か。
3日目は通例通り妻は帰宅し私は一人旅へ。新花巻発、仙台乗り換えで私は北長野の名湯渋温泉1時間半遅れで渋温泉に到着。今宵のお宿は新栄館という家族的なお宿。
長野県生まれながら、渋温泉は初めてで、その温泉街を食事のあと湯めぐりで歩きました。こんな大きな温泉街に来たのは初めてで、風情が抜群。渋温泉初日は外世めぐりで7つを制覇。翌日に残り二つにも入り、9湯すべて制覇。
翌日は地獄谷の野猿公苑を見学。ここも初めての訪問で、サルの多さと人懐こさに感心。
再び渋温泉に戻り日帰り入浴で汗を流し、小布施を散策して帰宅の途につきました。
今日はこの辺で。