11月の東北旅行記

11月25日(金)~28日(月)、3泊4日の東北旅行敢行。今回の旅行は、未だかってないほど天候に恵まれ、11月末でありながらセーターやコートがいらないような陽気に恵まれました。いつも雨男を自称している私としては極めて珍しいこと。

さて、初日はちょっと早め、7:16東京駅発のはやぶさ号に乗り仙台下車、仙山線山形県の山寺で下車し、1000段の階段で知られる立石寺へ。有名なお寺さんでもあり、駅を降りると地方の在来線の駅とはちょっと違い、お土産屋さんや喫茶店、旅館があります。観光客もそこそこいて、全国旅行支援のおかげか?ちなみに私ども夫婦も旅行支援に預かる身。12月27日までの期限なので早めに使わせていただきました。

立石寺は今から約1160年前に天台宗の円仁によって建立された古くて由緒あるお寺で、1000段の階段が有名。1000段を上る途中には御堂がいくつもあり、これらを一つ一つお参りしていると時間がかかるので、いちばん上の奥の院まで、ハーハー言いながら登りました。

普段有酸素運動はしているものの、息が上がりました。奥の院近くには巨大な岩があり、頑丈な地盤に支えられて、長い年月を過ごしてきたのでしょう。

下山して山門前近くの喫茶で甘酒と串こんにゃくを食べ、その隣のお店でせんぺいを食べる。このお店では、せんべいのやきとりが名物ということで、一串食べましたが、見た目は焼き鳥そっくりのなかなかのお味。滞在2時間で仙台へ逆戻りし、新幹線で北へ向かい、新花巻下車。花巻南温泉郷シャトルバスで本日のお宿、山の神温泉優香園到着。このお宿は本館と宿泊棟すべてが木造で、ゆったりの敷地をとっていて、立派なお宿。とろとろの温泉に浸かり、美味しい食事をいただき、ゆっくりくつろげました。

二日目は花巻駅経由釜石線で釜石へ。そして釜石乗換三陸リアス線で綾里という駅に向かいました。花巻駅で時間があったので、最近凝っている図書館巡りで花巻市立図書館へ。今まで立ち寄った図書館は立派なものが多かったのですが、こちらは古い図書館で、これから建て替えを待つという風情。列車は順調に走り、定時に綾里の駅に到着。旅館の送迎はご主人自らの運転で来ていただき、お宿、廣洋館にチェックイン。このお宿は、震災で水はかぶらなかったものの、相当な被害があり、最近建替えたとのこと。旅館からは太平洋が広々と見渡せ、ロケーションは抜群。温泉ではないですが、湯船も大きくゆったりできました。

圧巻は日の出。翌日朝の日の出時刻は6:30分ごろということで、その時刻にお風呂へ。綾里湾の真ん中から見事な日の出が拝めました。料理は漁港が真ん前にあり、魚料理が盛りだくさんで、夕朝食とも大満足。早めに着いたので漁港周辺の散策もできました。

三泊目のお宿は福島の土湯温泉のはるみや旅館。同じくリアス線と釜石線を乗り継いで新花巻乗換福島駅。福島駅前からバスに乗って約40分。ローカル線バス乗り継ぎがあったため、宿にチェックインしたのは16:00過ぎ。残念ながらもう暗くなりかけており、温泉街の散策はできませんでしたが、旅行クーポンを使い切る為近くのお土産店で買い物を済ませて、お風呂とお食事。はるみや旅館は全10室のこじんまりした旅館ながら、じゃらんのレビューでは高得点ということで選びましたが、その価値はありました。部屋食の為、腰痛持ちの私には唯一の不満でしたが、若いスタッフの方が多い旅館で、サービスもまずまずでした。

最終日は妻が午後から仕事の為福島から直行で東京に帰りましたが、私は山形新幹線で米沢、米沢から米坂線で坂町、羽越線で新潟経由長岡へ。なお、米坂線は8月の豪雨災害で一部はバスの代行運転で時間がかかりました。長岡では、いつも立ち寄る和食店があるのですが、残念ながら閉店となっており、違うお店で一杯やって、東京への帰途につきました。

今回は大人の休日倶楽部と全国旅行支援、更にはじゃらんクーポンでだいぶお安い旅行を楽しむことができました。

今日はこの辺で。