映画「WOOD JOB」「超高速参勤交代」

久々に飯田橋ギンレイホールにて映画鑑賞。
土曜日は拓殖大学にて公開講座を2講座聴講し、その後飯田橋まで歩いて16:00から「WOOD JOB」鑑賞。
大学受験に失敗した主人公が興味本位から林業研修に応募し、ド田舎の生活と林業というマイナーな職業を経験し、人間的に成長していくお話。染谷将太演じる主人公の林業研修生は、とても長続きしそうもない当初の状況から次第に田舎の生活にも慣れ、田舎の濃い人付き合いも経験して何とか1年間の研修期間を全うする。そして研修を終わってまた都会に戻るが、その後どうするか?
いわゆる限界集落になりつつあるようなド田舎ではあるが、そこには人間的な深いつながりがあり、捨てがたいものがあることが映し出される。しかしながら、現実にはどんどん人口が減って、高齢化も進み、やがては村自体がなくなってしまうのでありましょうか?希望を持たせるラストですが、そこに住み続けることの難しさは大変なことなのでしょう。
今日は朝一の上映作「超高速参勤交代」鑑賞。現在の福島はいわきの1.5万石の小藩が江戸の悪徳老中の策略で、藩に戻ったそのすぐ翌日に、すぐに江戸まで呼び戻される。それも通常は10日間以上かかるところを5日間で参勤交代せよとのお達し。さてどうしたものか、知恵を出し、頼もしい助っ人を得て、早速出発することに。道中は悪徳老中の命を受けた隠密が邪魔をしたり、足軽が集まらなかったりと、大変な苦労をして何とか江戸まで到達することができるか?
佐々木蔵ノ介の殿さまは何とも人のよさそうな名君で、途中であった女郎役の深田恭子と最後はゴールイン?
江戸中期、徳川吉宗時代の日本中平和なころの、楽しい映画でありました。
今日はこの辺で。