映画「そこのみにて光輝く」

日本映画「そこのみにて光輝く」をテアトル新宿にて鑑賞。評判が良いこともあり、劇場は8分以上の入りでした。
とっても暗い映画という先入観がありましたが、さにあらず。結構明るさもある映画。特にヒロインの弟の拓二の存在が暗い素材を明るくしていました。
綾野剛はすっかり人気者で、そこらじゅうに引っ張りだこの存在になりましたが、この映画でも存在感をフルに発揮。それ以上によかったのがヒロイン役の池脇千鶴。汚れ役を見事に演じていました。おそらく今年の映画賞の主演女優賞候補に挙がるのではないでしょうか。そして拓二役の菅田が素晴らしい。彼は「共喰い」に主役で出ていましたが、「共喰い」は全く理解しがたい、それこそ暗い映画でしたが、今回の映画では主役以上に存在感を示して、映画にアクセントを与えていました。
今日はこの辺で。