国会事故調参考人聴取の怪

福島原発事故の国会事故調の参考人招致が、いよいよ政治家に入っていき、海江田前経済産業大臣が先日呼ばれ、27日枝野大臣、28日に菅前総理が参考人として登場します。
こうした中、19日(土)に細野大臣が聴取を受け、その前には福山前官房副長官が聴取を受けていたとのこと。彼らについては未公開での聴取ということで、残念です。未公開の理由として、組織のトップを務めていた人は公開、その他の人は非公開、と言うあいまいな基準。
ほとんど何の役にも立たなかった事故当時の保安委員長や事務次官が公開で、もっと大きな役割があり、事実を知っていると思われる細野、福山と言った政治家が非公開と言うのはちょっと理解しがたいものがあります。現に細野大臣(当時首相補佐官)は公開を望んだとのこと。
東電の武藤副社長、武黒フェローが公開されたのは組織トップの理論からも理解しにくいところがあります。
今日はこの辺で。