東北旅行③松川温泉

3日目の朝は思いがけず目の保養をさせてもらい、9:50に宿を出発。白布温泉湯元で路線バスに乗り換えて米沢へ。外は激しい雨のため、上杉神社見学は取りやめ駅に直行。約1時間の待ちで福島経由盛岡までの新幹線に乗車。山形新幹線とは言っても、ローカル列車。上りも下りも1時間に1本しかないのが難点。奥羽温泉で山形に行き、仙山線で仙台経由盛岡も検討しましたが、どうしても目的地に行くバスに間に合いません。そんな訳で福島経由の行程。福島でも30分の待ち時間があったので軽食を喫茶店で取り、盛岡行きの新幹線に乗車。盛岡駅前では津波を受けた三陸海岸の山田町?のイベントが行なわれ、募金活動実施中。大変な苦労をした方たちですが、町に伝わっている伝統芸能を披露していました。
それにしても、福島駅前は何となく元気がなく人通りも寂しかったですが、盛岡駅前は活気があります。福島原発の重い空気が漂っているからではないでしょうが、もっと元気な街づくりが期待されます。
盛岡駅から路線バスで八幡平へ。目的地の松川温泉に行くバスは既になく、少し手前の八幡平ロイヤルホテル行きに乗車。米沢、福島、仙台までは大雨でしたが、盛岡付近は曇り空。車窓からは岩手山雄大な眺めを見ることが出来ました。終点のホテルからはタクシー。タクシーを使うのは残念なのですが徒歩では遠すぎ。やむなく取った選択でした。目的の松川温泉峡雲荘には17:20分ごろ到着。ここもまた綺麗なつくり。唯一の弱点はウォシュレットがないこと。それ以外は最高の宿でした。
松川温泉には3軒の温泉宿があり、宿泊客は他の2つの宿の温泉にも入れます。早速直ぐそばにある松川荘のお風呂へ。ここの露天風呂の湯の花は目が粗く、風呂の床には湯の花が堆積していました。次に内風呂で身体を洗い、松川荘を出ました。途中地熱発電所を外から見学。この地熱発電所は、日本で始めて商用地熱発電所として稼動したと言うことで、23,500KWの出力があり、東北電力の関係会社の東北水力地熱蠅噺世Σ饉劼運営しているとのこと。かなりの規模に消えますが、この発電所が50個集まって、やっと原発1機分の出力。原発の威力が如何に大きいかを実感します。しかし、今回の事故を踏まえて、原発はやっぱりなくすべきと思うのですが。
峡雲荘に帰ってから、この宿の露天風呂及び内風呂へ。露天風呂の湯の花は松川荘と比べると木間が細かく、お湯は乳白色。風呂も大きくて最高。内風呂も満喫して食事へ。昨日も今日も夜は部屋食の贅沢。但しこちらは一人旅なので、大部屋でもいいのですが。
最後の夜なのでビールの跡に冷酒を注文。案の定呑みきれず、睡魔が襲ってきました。膳を片付けてもらい、テレビを見ながらばたんきゅう。夜中の12時まで眠ってしまいました。せっかく目が覚めたので、もう一度露天風呂へ。1人で広いお風呂を満喫しました。
今日はこの辺で。