東北旅行④帰路へ

4日目の最終日。朝9:50分発のバスのため充分時間があります。
先ずは宿が企画している周辺散歩。残念ながら雨が降っており、参加者は私一人。それでもプロのガイドさんが懇切丁寧に木や花の名前を教えてくれます。聞いてもうなづくだけで、何も頭に残らないのですが、さすがにプロだけあって知識が豊富。ブナの木がたくさんあるのですが、そのブナの幹を雨が伝って落ちる独特な特性は、目に焼きつきました。最初、宿の方かと思って質問したらガイドのプロとのこと。そういえば「八幡平ガイド」と言うマークが入ったチョッキを着ていました。
散歩が終わって、もう一軒の宿松楓荘へ。ここは峡雲荘からは少し離れています。この宿の風呂の名物は、木の吊橋を渉っていく洞窟風呂。月曜の朝の時間と言うことで、誰もいません。洞窟風呂と露天風呂、そして内風呂に入って、全盛覇。この日は誰も入る方がおらず、目の保養はなりませんでした。
9:50分のバスで盛岡に向かって出発。途中三輪線大更駅前で下車して丁度来た盛岡行きの電車の乗り換えて盛岡へ。盛岡で直ぐに新幹線に乗り仙台で途中下車。昼飯を食べて15:00発のはやて号で帰路に着きました。
石巻の被災地視察から始まって、二つの温泉宿。悲惨な被災現場と秘湯の温泉という、全く異なる訪問先でした。被災者やボランティアで頑張っている方には申し訳ない気持ちも浮かびましたが、感銘深いたびとなりました。
今日はこの辺で。