東北旅行②新高湯温泉

石巻の悲惨な被災状況を見た後は、第二の目的地、新高湯温泉へ。新高湯温泉は、米沢駅からバスで約40分、更に宿の送迎者で10分ほど急坂を登った秘境の一軒宿、吾妻屋。この付近には秘境温泉が数多く点在しており、ここもその一つ。これだけの急坂を登った高地ながら、通年営業しているとのこと。
宿自体はリニューアルして内外とも綺麗。おまけにウォシュレットまでついていて、さすがに日本秘湯を守る会の会員宿。早速露天風呂に直行。混浴露天風呂が三つ、女性専用が一つ、内風呂が男女各一つ。
最初の露天風呂は滝見の湯。先客が1人いて、その方がなかなかの温泉通。私が行った温泉にはほとんど行っており、この新高湯温泉も5回目とのこと。滝見の湯は読んで字のごとく、目の前に見事な滝を見ながら入れる露天風呂。あいにくの小雨模様ですが、温泉に入る分には何の支障もなし。お湯もぬる目のため長時間浸かれました。
食事の前には一通り3種類に浸かろうと思い、次の露天風呂へ。根っこの湯は木を切り抜いた浴槽が二つあり、景色が最高。但し、雨模様で霧がかかり絶景とはいきませんでした。根っこの湯の直ぐ下に大きな露天風呂。ここからの眺めも最高なのでしょうが、残念ながら見えず。食事前の最後は内風呂へ。浴槽はヒノキ風呂でこれまた風情あり。
宿に到着したのが5時近く、食事が6時からということで、急いで4つの温泉に浸かりました。おかげでビールが飛び切り美味しく感じました。
食事のメーンディッシュは米沢牛のステーキ。特別うまいとも感じなかったので、それほど高級なものではないのでしょう。ビールは一本で我慢して、食事を終わり、再び滝身の湯へ。誰もいない独り占めのお風呂を満喫しました。
翌朝は宿を9時50分発のためゆっくり。それまでゆっくり露天風呂に浸かろうと重い、絶景の眺めの風呂へ。すると昨晩ロビーで新聞を読んでいるときに顔を合わせた二人の若い女性が後からお風呂に入ってくるではありませんか。こうした場合男の方が度胸がないというか、どきどき。タオルで前を隠して入ってくる様はなんともいえず恥じらいを感じます。でもお尻は隠せません。見るとはなしに見てしまったのですが、若い人のはちきれんばかりの後姿でした。こんなこともあるのかと、得した気分になりました。
今日はこの辺で。