2015年7月東北温泉旅行

JR東日本の「大人の休日倶楽部パス」に合わせた東北温泉旅行に、7月3日~6日の3泊4日で行ってきました。今回は山形の銀山温泉、岩手の夏油温泉、秋田のふけの湯。いずれも著名な温泉で、夏油温泉は2回目、その他は初めての訪問。
初日は午前中健康診断を行い、12:00東京駅発の山形新幹線大石田着。大石田から旅館の送迎タクシーで銀山温泉昭和館へ。
銀山温泉は、かつては名前の通有名な銀山でしたが、江戸自体にあっという間に枯渇し、その後は温泉地として栄えてきたところ。川沿いの200mほどの両岸に旅館や土産物屋が立ち並ぶ温泉街を形成。久しぶりに賑やかな温泉街を観ました。温泉というと年配の方が多いのですが、この温泉街は若いカップルが目立ちました。かつて兵庫の城崎温泉に行ったときにも若いカップルがたくさんいたのを思い出しましたが、それ以来の光景。やはり賑やかなところには人が集まるのでしょうか。銀山温泉で一人で宿泊できる旅館は少ないと聞き、ネットで調べたら昭和館さんが一人でもOKとのことで電話で予約。木造の3階建ての裏には6階建てのRC建物となっている旅館。私の部屋は2階の川沿いで、観光客の声が夜になっても聞こえてきました。昭和館は外観は古風ですが中はきれいに整備され、気持ちのいい部屋。料理自慢の宿だけあって、夜の料理は豪華でした。お風呂は内風呂と6回の「天空風呂」。特に特徴があるお風呂ではありませんでしたが、気持ちのいい一泊でした。
翌日は路線バスで大石田に戻り、新幹線で山形へ。山形から仙山線で仙台経由北上へ。北上から送迎バスで夏油温泉の元湯夏油へ。ここは5年ほど前に一度来た温泉ですが、川沿いの風情ある4つの露天風呂が忘れられずに再訪。5年前とほとんど変わっていない風景がありました。部屋はトイレなし、飾り気なしの素朴さ。到着して早速露天風呂めぐり。一番大きな「大湯」は前回同様熱くて入ることができませんでした。少し加水してくれれば?と思うのですが、これがこの宿のこだわり。全て源泉のままを貫いています。翌朝も含めて露天風呂、内風呂に都合10回ぐらい入りました。夕食は銀山温泉ほどではないものの、おいしくいただけました。
翌日は宿の送迎バスに乗り北上まで行き、北上から盛岡、そして秋田新幹線田沢湖へ。田沢湖駅は不思議と何度も下車しています。なぜかと言えば、乳頭温泉によく行くからなのですが、今回は八幡平方面にあるふけの湯が目的地。路線バスで2時間の道のりです。この路線には玉川温泉後生掛温泉など、外にも有名な温泉があり、魅力的な温泉銀座。時間も早いことから今回は玉川温泉で途中下車して日帰り温泉。有名な湯治温泉でもあり、天然の岩盤浴をしている方がたくさんいました。お湯の噴出量も半端な量ではなく、そこら中から湯気が上がっています。
温泉は内風呂ですが、その大きさは酢ヶ湯温泉を思い出します。そして100%源泉に入ると、強烈な酸で皮膚がひりひりしてきました。ほかに蒸し風呂やサウナもあり盛りだくさん。安い600円でした。
1時間でふけの湯行きのバスが来たので乗車し、目的のふけの湯へ。到着して建物を見た印象は、使われていない古い木造の小学校の概観。ところが中に入ると、完璧にリニューアルして、外観からは想像できないきれいな内装。部屋も別途と和室が同居して豪華なもの。驚きました。
早速有名な露天風呂に直行。これまた野性的で素晴らしい露天風呂。露天風呂からはあちこちから湯気が立ち上っています。玉川温泉と言い、ふけの湯と言い、贅沢な温泉地です。ふけの湯でも都合10回ぐらい風呂に入りました。
夕食は山で採れた山菜や川魚など、素朴で味わい深い料理でした。
3泊4日の贅沢な温泉三昧の一人旅。今回は直前まで行く予定がなかったため、女房には遠慮してもらい、直前に計画を立てての一人旅。
11月は二人で行くことにしましょう。
今日はこの辺で。