東北の旅①石巻被災地をたずねて

大人の休日倶楽部を利用した3泊4日の東北の旅。
24日(金)は午後から先ず仙台へ。数日前から仙台の宿泊先をネットで探したのですがどこも満杯。どうも震災関係の団体がかなり入っているとのこと。さてどこに泊まったらよいか?考えた挙句、宇都宮に通っていた時代によく泊まったサウナ。仙台国分町にあるカプセルホテル&サウナに決めて予約。たっぷりとサウナも利用できるし、大正解。変なビジネスホテルよりもよっぽどましです。これからはサウナ&カプセルも重要な選択肢の一つ。
今回の旅行の一つの目的は、震災状況をこの目で見ること。翌日の土曜日は早朝出発で石巻へ。石巻線は通常通り動いており、先ずは小牛田経由で石巻へ。駅から漫画通りを経て石の森漫画館方面へ。随分片付いてはいましたが、100日たっても傷跡はくっきり。途中ボランティアのグループが一生懸命商店街の側溝の掃除をしていました。大変な力作業にも関わらず女性も頑張っていました。中には金髪の外国人女性も。そんなグループを何組も活動しているのを見かけましたが、本当に頭が下がる思い。私だったら1日で嫌になってしまうのではないか?と思うような苦行。こうした人たちの貴重な活動が町の復興を助けていることを実感。
漫画館を右手に見て、橋を渡って港方向へ。正に瓦礫との戦い。北上川を遡ってきた津波が根こそぎ破壊した感じ。中には木造でも残っている家屋がたくさんありますが、いちぢ海水を2階天井までかぶった家に住めるのか?それでも住民が一生懸命家の中を片付けている姿が多く見受けられます。
仙石線は仙台から高城町までは動いていますが、その先は代行バス。そのバスの時間があるため、港までは行けず、途中でUターン。それにしても恐ろしや津波。惨状を目に焼き付けました。
代行バスで松島海岸へ。バスの車窓からもひどい惨状が目に入ってきました。特に、海岸からはかなり離れているにもかかわらず、平地であるために津波が押し寄せ、大きな被害が出た家屋が無数にあります。勿論田んぼも海水をかぶっています。まさかこんなところまで津波が?みんなそう思っていたに違いありません。でも、そのまさかが起こってしまった現実があります。今皆さんどこに非難しているのか?大変な現実と未来があります。
バス終点の松島海岸付近は、以外にも被害が少なかった地域。海に点在する島々が防波堤の役目を果たしたとのこと。日本三景津波にも強かったようです。
ここまでが震災被害地探訪編。何の役にも立たない被災地見学でしたが、私に出来ることを探していきたいと思います。
明日以降は温泉巡り編。
今日はこの辺で。