政情不安

タイの反政府運動が過激化し、ついに日本人1人を含む13名の犠牲者が出てしまいました。前回の政変で失脚を余儀なくされたタクシン前首相派の巻き返しが続いています。これだけの騒ぎになると、またもや国王がお出ましか?
一方気になるのがポーランド大統領を乗せた旅客機が墜落して、大統領以下の乗員が全員が死亡した事件。霧の中、何度か着陸を試みて、最後には何かにぶつかったのが墜落の原因とのこと。真実はわかりません。
木曜日の夜にアンジェイ・ワイダ監督作品「カティンの森」を見たばかり。4日の「カティンの森」事件70周年の式典にはプーチン首相も参列しましたが、ポーランドカチンスキ大統領は、対ロシア強硬派で、式典には参列せず、独自に現地に向かう途中での飛行機事故。ポーランド国内でも反ロ強硬派と親ロ派がせめぎあいをしているとも伝えられます。すっかりEUの一員となったポーランドですが、ロシアの影が不気味です。
もう一つが中央アジアキルギス。こちらも民主政権と思われていた大統領が、長期政権になるに従い親族重用政治に陥り、失脚したようです。こちらもかつてのソ連邦
長期政権は必ず腐敗するといいますが、どこの国でも一緒。
今日はこの辺で。