映画「私の中のあなた」

10月11日(日)、映画「私の中のあなた」観賞。
姉の白血病を救うために、人工授精で生まれてきた妹が、これ以上犠牲を払いたくないといって、両親を訴えるお話。冒頭の、妹は生まれた経緯と弁護士に訴訟をお願いに行くシーンまでは、極めてシリアスな映画化と感じますが、その後の展開は、そんなシリアスドラマではなく、家族愛の映画。
人工授精とはいえ、実の娘に、姉を救うために犠牲を強要することは考えられませんが、母親がそれを当然と思っている節があるのは疑問。
最終的には病気の姉の希望で、妹が訴訟を起こしたことが判明しますが、ややもすれば鬼のような母親を、そうは感じさせないストーリーにしたのは救い。
今日はこの辺で。