映画「スラムドッグ・ミリオネア」

今年のアカデミー賞受賞作品、「スラムドッグ・ミリオネア」の初日鑑賞。インド・ムンバイの貧しい青年が、テレビのクイズ番組で2,000万ルピーを獲得するサクセスストーリーと思いきや、実際には全く違うお話。何故クイズに答えることが出来たかが、過去の二人の兄弟の生き様の中で描かれるという展開。さすがにアカデミー賞を取るだけあって、エンタテイメント性を十分に備えた見ごたえのある作品でした。
一方で、画面からはインドの活力のようなものも強く感じられました。この作品はイギリス人監督の作品ですが、インドはいわずと知れた映画王国。年間の映画の製作本数もすごい数と聞いています。この映画だけでは判断できませんが、これだけのエネルギーを持つ国、これからが更に楽しみです。日本の映画関係者ももっとインド映画に目を向けてほしいものです。
今日はこの辺で。