仕事始め

2009年の仕事始めの日。現場の朝礼に出向いて、朝礼後は現場をパトロール。長い休暇明けのなまったからだと思いきや、現場の人は颯爽として気持ちがいいように動き回っていました。正に仕事のプロを感じさせてくれました。
今年は年越しの派遣村など、雇用の厳しさを象徴するような減少が発生し、それが年末年始のテレビや新聞の中心を占め、極めて暗い見通しのスタートとなりました。恒例のテレビ朝日の大晦日の「朝生テレビ」では、非正規雇用拡大への対応について論じていました。その朝生の席の配置が三角形になっており、司会の田原総一郎を頂点として、評論家、労働界、政治家が各辺に並び、政治家が被告人のような格好。特に自民党から一人出席した大村議員が最も損な役回り。政権側のため当然ですが、民主党が政権をとった暁には、当日出席していた枝野議員が被告人になってしまうかもしれません。派遣労働に関して、1999年と2004年の法改正に関してはほぼ全員が生き過ぎを批判。特に2004年の製造業への派遣解禁に関しては、実際に禁止にする可能性も出てきています。ただ、今のこの時期に禁止にした場合に、果たして溢れた人たちに正社員の道が生まれるのかは極めて疑問。慎重な議論が必要ではあります。ワークシェアという政策を取り入れるという真剣な議論が待たれます。
今日はこの辺で。