唯川恵「恋せども愛せども」読了

最近凝っている唯川恵作品をまたも読みました。「恋せども愛せども」。血縁の無い同じ年齢28歳の姉妹、理々子と雪緒の女の生き方の話し。事情があって両親と死別または生き別れになった二人が血縁の無い祖父母に育てられ、今は東京都名古屋にクラス独身ウーマン。
いずれも男性との関係には事欠かないような生活をしているところが羨ましい???ところですが、かなり奔放に生きているような印象を持ちます。それじゃあ小説もつまらないかと言うと、唯川作品は言葉も平易で読みやすく、設定も複雑でないので、ついつい読んでしまい、電車の中だけで3日間もあれば読めてしまうところに魅力があります。
唯川さん自身は1955年生まれなので、既に52歳になられますが、若い女性の恋心や考え方を代表して書いているのか、それともある程度飛躍した女性を想像で書いているのか?私自身小説に出てくるような進歩的な女性を知らないので分かりませんが、彼女の小説から少しでも女心を素人努力している次第です。
今日はこの辺で。