唯川恵「燃え尽きるまで」

またまたまたまた唯川恵「燃え尽きるまで」読了。
究極の自己中女の怜子さんと、恋人だった耕一郎さんを中心としたお話。怜子さんは、はっきり行って自分のことしか考えていない女性。確かに仕事が出来て、会社でもチーフとして頑張っているのですが、一方では恋人の耕一郎さんがいて、心の余裕のよりどころとなっています。
そんな怜子さんに対して、浩一郎さんがある日突然、分かれたいと言います。それからが怜子さんの苦悩の日々の始まり。その苦悩が全て自己中心的な発想であり、相手のことは何にも考えていません。
こんな怜子さんには男はうんざりするのは間違いありません。
どうも唯川恵の小説の主人公は「オンナ」を売りにするわがままな女が多いようです。
昨日の土曜日は、映画「Life天国の・・・」を観賞。がんに侵されたウインドサーファーとその家族の愛の物語。実話のようですが、妻役の伊東美咲が真っ黒に日焼けした顔でいい味を出していました。基本的には大根役者なのでしょうが、役をこなすうちにそこそこの役者となっているようです。
今日はこの辺で。