朝青龍騒動の顛末

1ヶ月に及ぶ朝青龍騒動が、本人のモンゴル帰国・療養と言う形でとりあえず一段落しました。この間、本人は勿論のこと、高砂親方の親方としての態度や北の湖理事長の指導力の無さなど、マスコミの格好の餌食となり、面白おかしく報道されました。これだけ騒がれたと言うことは、9月場所は朝青龍不在でも相当盛り上がるのではないかと、ほくそ笑んでいる角界関係者もいるのではないかと邪推したりしてしまいます。何せ、一銭も出さずに膨大なテレビCMを流したのですから。
さて、今回の騒動で忘れ去られていることがあります。すなわち、最初に出された診断書です。この診断書のおかげで朝青龍はモンゴルに行き、胃酸でサッカーに興じました。その後帰国してバッシングが始まり、現在のような精神疾患の診断書が出ています。今は精神疾患ばかりが取りざたされていますが、そもそもの肉体的な疾患(腰痛等)は本当に会ったのか否か?
とかく医者は本人の訴えどおりに診断書を書く傾向があります。特に腰痛などは本人しか分からない部分であり、診断なんかしなかった可能性もあります。その辺の追求をマスコミはしているのか?是非報道してほしいところです。もし何も診察しないで診断書を出していれば医師の資格も問われますし、朝青龍が地方巡業に行きたくないから書かせたと言う実体も明らかになります。
最終的に朝青龍は日本に戻ってくるのか?彼の一族はモンゴルで大々的に観光ビジネスを展開しているとのことですが、そちらにいってしまうことも大いに考えられます。7:3の確率でしょうか?
今日はこの辺で。