オリンピック開催候補都市の決定

2016年オリンピック夏季大会の日本国内候補地が東京に決定しました。対立候補は福岡市。両都市の詳しい開催計画は見ていないので無責任なことは言えませんが、私としては福岡開催を支持していました。東京での開催は1964年以来2度目であること、及び巨大都市での開催には新鮮味がないことなどが理由ですが、もう一つは、東京というネームバリューを誇らしげに、かつ優越的に訴える東京の、いわば独善的な姿勢にも疑問を感じます。国際的に見て福岡は確かに東京ほどのネームバリューはありませんが、150万都市は決して小さな街ではありませんし、中国、韓国に最も近い国際都市でもあります。決して開催都市として見劣りするものではありません。約10票差の惜敗?でしたが、もし直前の福岡市職員のひき逃げ事故がなければ、と残念な結果となりました。
国内候補として東京が決定しましたが、これからは世界の候補都市との戦いが待っています。2008年北京開催、2012年ロンドン開催のため、2016年はアメリカ大陸の可能性が非常に大きい状況です。東京が立候補して他の都市に負けたときの落胆はかなり大きいのではないでしょうか。私としては、南米リオデジャネイロ辺りが最有力ではないかと思うのですが。
オリンピック候補地については、冬季の長野が思わぬ開催決定で驚きましたが、夏季大会については、名古屋、大阪と2連敗中です。東京が破れることがあれば、当分日本には回って来ないでしょう。
オリンピックよりもサッカーWカップの日本単独開催を私が生きているうちにもう一度実現できればいいと思う今日この頃です。
今日はこの辺で。