熱い甲子園

久しぶりに高校野球をフルタイム見ました。やっぱり夏の甲子園は熱い!延長15回の熱闘を戦った駒大苫小牧早稲田実業に拍手を惜しむことができませんでした。15回のうち真ん中の8回に1点ずつ得点したものの、後はきれいの0が並ぶ投手戦となりました。見ていても、点が入りそうで入らない緊迫したゲーム。田中、斉藤両エースもすばらしいピッチングを披露しました。この大会は、どちらかと言うと乱打戦が多く、決勝戦も大量点の予感がしたのですが、最後はきっちりと締めてくれました。それにしても駒大苫小牧は、初戦から苦しいゲームが続き、それでも勝ち上がってきたのは実力以外の何者でもありません。全く恐れ入ります。
思い起こせば、40年近く前、太田投手の擁した三沢が松山商業と引き分け再試合を演じましたが、それ以来の再試合。あの時は太田投手の人気と、悲壮感漂う彼の投球が人気をよびました。再試合は彼も力尽きて準優勝に終わりましたが、少なくともかつてのような悲壮感はどちらにもありません。しかし、今日のような試合を見ていると、勝敗は抜きにして、どちらも優勝させたい気持ちになってしまいます。早稲田の斉藤投手の、表情を変えないピッチングにも、田中投手の投資をむき出しにした投球にも、大きな拍手を送りたい気持ちです。
明日の試合も緊迫したものになるのか、40年前と同じように点差が開くのか、誰も予想できませんが、思いっきり悔いのないような戦いを願うだけです。
それにしても、やっぱり野球は高校野球が最高!!
今日はこの辺で。