花は桜

春は花、花は桜ということで、桜を見に行ってきました。といっても、いつもの通りウォーキングで。毎週週末に歩いていますが、感じるのは桜の木の多さです。歩くコースがほとんど昔の東京の小さな川で、現在は暗渠などになっているところなので、桜が多いのかもしれませんが。桜の木自体はそんなにいい木ではないとのこと(虫がたかるため)ですが、古来より親しまれてきたのは、ひとえに春の1週間ほどの華やかな桜の舞の美しさによります。確かに満開の桜の美しさは、他の花にはない華やかさがあります。これも日本人として生まれた者の特権かもしれません。
今日は、下高井戸から玉川上水を登って吉祥寺までの約7kmのコース。そして目指すは井の頭公園の桜です。下高井戸から隣の桜上水にかけては、その名の通り桜が結構楽しめます。他に日大文理学部前の通りでは毎年下高桜祭りも開かれ、そのまたすぐの団地は「桜団地」といってもいいほど見事な桜があります。この団地の住人は、部屋にいながらにして花見が楽しめるようです。桜上水の桜は未だ2部咲き程度。桜上水を過ぎると残念ながら玉川上水沿いには桜はほとんどありません。玉川上水と平行に流れる神田川の方が桜が多いでしょう。約1.5時間歩いて目的の井の頭公園着。うららかな気候の中、桜を求めてたくさんの人が公園に来ていました。残念ながらこちらの桜も未だ2部咲き程度。しかし、広場ではたくさんの人がござを広げ、ちょっと早い花見の宴で盛り上がっていました。私はいつものように一人寂しく焼き鳥の「いせや」に参上。焼き鳥をさかなに一人で宴。この店では結構一人で寂しく飲んでいる人も見かけます。今日は誰とも話すことなく、いい気分になって店をあとにしました。帰宅後は酔いが回って約2時間熟睡。目が覚めたら大相撲の優勝決定戦でした。2人とも負けての決定戦は少し出来すぎの感がありますが、横綱の貫録勝ちで落着。いづれもモンゴル人ですが、朝青龍のライバルが育ってきたことは嬉しいこと。今後の大相撲に期待が持てる白鳳の活躍でした。
今日はこの辺で。