雪との戦い

今日は1年前になくなった義兄の1周期の法要のため新潟県妙高市へ行きました。去年の今頃、未だ58歳の若さで亡くなったのですが、早1年が経ってしまいました。訃報を聞いたときにはびっくりしたことを覚えています。心臓に病気を持っていたことは知っていたのですが、まさかこの若さで。人生何があるか分かりません。そんな訳で長野新幹線信越線を乗り継いで新潟県新井駅にたどり着きました。信越線は1時間に一本程度のローカル線ですが、冬から春にかけての車窓の風景は途中で一変します。黒姫あたりから雪が目立ちはじめ、妙高高原をピークに一面の銀世界。新井の街も未だ1mの積雪です。今年は特に雪が多かったとのことで、積雪でつぶれてしまった家もありました。私の姉は長野県生まれながら雪が降る地方ではなかったため、新井の地に嫁に来たときは雪の多さに驚き、苦労したそうです。そして、いまだに雪が降ると怖いといっていました。ところがこの地で生まれた姉の子供たちは、その怖さはないとのこと。生まれたときから慣れ親しんだ者と、途中から来た者との差なのでしょう。
今年は雪下ろしを3回行ったとのことでしたが、雪との戦いは未だ続いています。今の積雪はシャーベット状になっており、表面が平らになっていると溶けるのが遅いため、市がショベルカーで雪をかき回しているとのこと。これも大変な費用がかかっているのでしょう。雪が溶けて顔を出すふきのとうが待ちどうしい雪国の風景でした。
今日はこの辺で。