映画「薬の神じゃない!」

11月2日(月)は、日曜日と文化の日の間のすき間日。休暇をもらってゆっくり過ごすことに。

午前中は新宿武蔵野館で中国映画「薬の神じゃない!」鑑賞。Yahooレビューでも高得点で、久しぶりに期待して鑑賞し、期待を裏切らない面白さでありました。

上海で強壮剤の販売店を営む主人公の中年男が、骨髄性白血病の患者から頼まれたことから、金儲け目的でインドの白血病ジェネリック薬品を製造する会社から薬品を密輸入し、スイスの清木薬品の1/10の価格で患者に提供する商売を始める。白血病患者は、それまではスイスの薬品を高価格で購入せざるを得ない状況であったが、一躍彼は患者にとっての救世主のような存在に。しかし、当局の取り締まりを恐れて、販売代理店の権利を悪徳業者に売却。その金で縫製会社を立ち上げ成功する。そんなときかつての白血病の仲間が薬を買えなくなったことから病状が悪化し、亡くなることに。今度こそ彼は患者のために危険を冒して密輸入を行い、持ち出し覚悟の価格で販売。しかし、当局に発覚し懲役刑に。

この話も実話に基づくもので、この事件をきっかけにこの薬が保険適用になり、多くの白血病患者を救うことになるというお話。中国にもこうした面白い映画があることを再認識。

今日はこの辺で。