南東北の温泉

大人の休日倶楽部パスを利用して東北の温泉旅行へ。
先ず金曜日は午後から休暇をもらいあつみ温泉へ。新潟から特急で1時間半ほどの海沿いの町。温泉街は海岸沿いから2kmほど川を遡ったところにあります。元気よく歩いて温泉街へ。現れた温泉街は風情がありますが、廃業している温泉もいくつか見られます。どこの温泉地も生き残りで大変と聞きますが、ここもまた同じなのでしょう。この温泉街には萬國屋とたちばなやと言う二大旅館がありますが、大旅館の一人勝ちなのでしょうか?
私が泊まったのはこじんまりした「あらたまや」さん。食事も部屋まで運んできてくれます。勿論チップも忘れずに。旅館は温海川に面し、清流の川音がなんともいえません。奮発してかなりいい料理をたのみ、身も心も腹いっぱいとなりました。
翌日土曜日は酒田経由で米沢へ。酒田で時間があったので、映画「おくりびと」の撮影が行われたと言う旧割烹小幡へ。たくさんの観光客が来ていました。早速もう一度おくりびとをDVDで観なければ。
米沢はNHK「天地人」の観光キャンペーン一色。先ずは目的の小野川温泉へ。米沢の奥座敷と言われる温泉で、風情があります。そこの公共温泉の露天風呂へ。簡単な囲いだけした感じの露天風呂で、いかにも露天そのもの。そのあともう一つの旅館(扇屋旅館)の温泉に入り再び米沢へ。夜は米沢牛の串焼きが食べられる居酒屋でちょっと飲みすぎました。
今日日曜日は福島飯坂温泉へ。ここはかなり大きな温泉街。但し、川沿いには巨大な廃墟と化した元旅館群。
公共浴場「鯖湖湯」で時間つぶし。芭蕉も漬かったという木造の湯屋は、カランもシャワーもありませんが、なかなか風情があるいいお風呂でした。
温泉三昧の南東北の旅でした。