秋の温泉旅行記

JR東日本の「大人の休日倶楽部」に合わせた温泉旅行に、9月27日~30日にかけての4日間、行ってきました。
今回は初めて妻との旅行。
「日本秘湯を守る会」のスタンプが10個たまり、一名一泊は宿泊代金サービス。どこを選ぼうかと悩みましたが、印象深い新高湯温泉吾妻屋旅館さんに決定し、2泊目に行くことに。
初日の目的地は、宮城県鳴子温泉の隣、中山平温泉の「うなぎの湯琢秀」。ここも私は二回目。前回は2年前の冬でしたが、とにかく料理がおいしかったのが印象に残っており、妻にも今度は一緒に連れていくという約束があり、今回実行。
東京駅8:20初の東北新幹線でまずは仙台下車、松島海岸へ。ここも私は何度か来ていますが、妻は初めてということで、湾内遊覧船で日本三景の一つを満喫。土曜日の好天とあって多くの観光客が来ていて活気がありました。観光船内ではテレビ朝日のクルーが撮影をしており、たまたまインタビューを受けました。何か東北復興関係の撮影のようでしたが、松島の賑わいをうれしく思いますと答えました。
次に向かった仙台では街中をぶらり。東北の一極集中の街は賑やかでした。
仙台から古川乗り換えで陸羽西線鳴子温泉駅へ。ここで旅館の送迎車で琢秀へ。前回の大雪の旅館とは趣が違うのですが、おもてなしは一緒。「うなぎの湯」の由来であるすべすべのお湯につかり、おいしい料理を食べて、温泉を満喫しました。
二日目は旅館の車で中山平温泉駅まで送ってもらい、新庄経由米沢へ。米沢駅でレンタサイクルを借りて上杉神社方面へ向かいます。途中でネットで評判のよさそうな蕎麦屋さ「蓼」で昼食。ご主人一人で料理から洗い物、客出しまでこなしているというお店。天ぷらそばを注文し、待つこと20分、やっと出てきたそばは透き通るような手打ちそば。腰があって最高のお味。ご主人がなかなか饒舌な方で、一人で何もかもやっているエピソード聞き、店を後にしました。
目的の上杉神社蕎麦屋さんからすぐのところ。たまたまお祭りをやっており、出店やステージでの催しでたくさんの人。一回りして酒蔵を帰り際に見学して米沢駅に戻り、ここからバスで40分の白布温泉へ。バスの重点で旅館の車でさらに登ったところが新高湯温泉吾妻屋旅館。
早速露天風呂三か所と内風呂につかり、夕食となりました。夕食は琢秀ほどの豪華さはありませんが、事前に特別料理として米沢牛ステーキを注文してあり、このお肉のおいしいこと。
朝夕6回ぐらいお風呂につかり、吾妻屋さんをあとにしました。
妻と一緒なのは二泊目まで。米沢で妻とは反対の北に向かい、三泊目は秋田、湯沢からバスで1時間ほどの大湯温泉阿部旅館へ。
旅館についてまず感じたのは、きれいなこと。隅々まで清掃が行き届き、この旅館には屋内用のスリッパがありません。なくてもきれいなので全く気になりませんでした。
露天風呂は川に面しており、その川も温泉となっています。川の温泉に入ろうと思い川に下りたのですが、お湯の熱いこと熱いこと。とても全身をつかることはできません。残念ながら川の自然の温泉には疲れませんでした。これが今回の温泉旅行の唯一の心残り。いつもの年であれば、水温ももう少し下がるということでしたが、今年は以上なのか?また来たときにトライしてみましょう。
阿部旅館を後にして、都合3泊四日の温泉旅行を終り、湯沢から大曲経由で東京に帰ってきました。
今回下車した駅は、仙台、松島海岸、鳴子温泉中山平温泉、新庄、米沢、湯沢、大曲でしたが、観光地と仙台を除く、米沢、湯沢、新庄、大曲の駅周辺を散策しましたが、どこも人が少なく活気がありません。安倍内閣が地方創生をうたっていますが、本当に地方は疲弊している感じを受けました。
今日はこの辺で。