映画「ハゲタカ」

話題の映画「ハゲタカ」の封切日に早速鑑賞。テレビ版を先日見直したので鷲津はじめ出演者のシチュエーションが分かっているので、ストーリーだけがどんなものなのか?との期待。
映画化するにあたって、すぐにリーマンショックが起きたことから、大幅に脚本が変ったとのこと。確かに半年前のストーリーでは全く真実味がなくなってしまう世界状況。スタッフはkなり苦労したことでしょう。
ハゲタカはアメリカのファンドの代名詞でしたが、今ではすっかりアメリカが色失せ、映画でもリーマンブラザースと思しき外資が体たらくの状況を表現し、中国が前面に出て、今後の世界経済の勢力地図を行方を暗示しているような内容になっていました。
今でもアメリカのファンドが日本企業の経営に関与する例(アデランスなど)がありますが、すっかり影を潜めました。これからは映画二あるように、中国が主役になるのかもしれません。
映画でも描かれていた、派遣労働者問題を含めて、これからの日本経済の行く末を暗示するような、なかなか面白い作品に仕上がっていました。
今日はこの辺で。