格闘技としてのサッカー

カップサッカーも決勝トーナメントに入り、いよいよ佳境に入ってきました。残念なのはドイツと日本との時差。試合が行われるのが夜中のため、翌日が休日でない日はなかなか見れないのが現実。やはり結果がわかっている試合を見るのは物足りません。極東の日本の悲しさか。
日本の敗退については半ば予想したとおりですが、今日のオランダ-ポルトガル戦を見ていて(録画ですが)感じたのは、勝ちあがろうとする両国選手のむき出しの闘志の凄さです。この試合は審判があまりにも警告を出しすぎた、という批判もありましたが、試合を見ると審判の気持ちもわかります。サッカーにもフェアプレーが勿論必要ですが、国と国との威信を賭けた真剣勝負の試合になると、サッカーはまさしく格闘技になることを実感します。彼らも故意的にはやっていないのでしょうが、攻撃を阻止しようとする気持ちが反則になってしまうのでしょう。こんな格闘技的精神が日本サッカーにも必要ではないのか。そこから初めて日本サッカーが一皮向けるような気がするのですが。
残念ながらオランダは敗れ、私の優勝候補はイングランドとブラジルだけになりました。この両国は順調に勝ち進めば準決勝で戦うことになり、事実上の決勝戦となるでしょう(?)そうなることを祈って応援したいと思います。
今日はこの辺で。