国立の桜

昨日ブログを休んだので、昨日の行動から。
土曜日に引き続いて、桜めぐり。西武新宿線武蔵砂川まで行き、そこから玉川上水-残堀川-昭和記念公園-残堀川-根川緑道-谷保天満宮-国立の約15kmのコースを1人で黙々と歩きました。
玉川上水を左に折れ残堀川を少し行くと見事な桜並木が続きます。約10m間隔で植えられた桜が川の両側に咲き誇っています。ただし、かなり田舎なので人出はほとんどありません。どんどん進むと昭和記念公園に突き当たります。入場料が400円。400円が惜しいわけではありませんが、こういった公園で入場料を取るのは如何なものか?小金井公園や砧公園と同じような公園で、しかも残堀川の側道を歩きたいと思ってきた私にとっては、少しがっかりしました。しょうがないので400円を払い入場し、公園を散策。さすがに公園の中は花見客を中心にたくさんの人出でした。ただ、桜はそれほど多いと言うほどではありません。公園自体はさすがに広くて、残堀川にたどり着くまで相当時間がかかりました。しかしながら、公園の出口は別のところにあり、西立川口から出て再度残堀川に行き着くまで時間がかかってしまいました。やっと残堀川に行き着き、再び川の側道を歩きます。雨がちらほら降ってきましたが、見事な桜が傘の役目をしてくれました。残堀川自体はほとんど水がなく、ゴミ捨て場のように汚いのですが、桜は見事で、もったいない気がしました。1km以上の桜並木を歩き、今度は左折して根川緑道に入ります。ここの桜もまた見事です。ここではたくさんの人が宴の最中でした。根川緑道が終わるとちょっと分かりにくい道になります。この方面は2回目なんですが、記憶力が悪くて道を忘れてしまいました。右往左往しながらようやく谷保天満宮にたどり着き一休み。そしてもう一踏ん張り、谷保駅から国立駅までの約1.2kmの桜並木を初めて歩きました。噂には聞いていましたが、まっすぐの広い道路の両側が広い歩道となっており、見事な桜の大木が花を咲かせています。京王線に住んでいる私ですが、中央線にはトンと縁がなく、こんなすばらしい桜並木を初めて歩くことがなんだか恥ずかしくなりました。帰宅して女房に聞いたところ、東京の保谷市(現西東京市)育ちの彼女も言ったことがないとのこと。来年は是非女房にも見せてやりたい国立の桜でした。
そんな桜の花の上に、景観問題で裁判になった14階建てのマンションが目に付きました。確か地裁では原告が勝訴し、上階部分を撤去せよとの判決が出たような気がしますが?、高裁では逆転。そんな目で改めて見ると、確かにあんなマンションはない方がいいとは思います。ただ、こんなにきれいでしゃれた街に住みたい人から見れば、1戸建てでは高くて買えませんが、マンションなら何とかなり、原告側住民の主張は地域エゴに見えるかもしれません。裁判沙汰になったので、しばらくはマンションも建たないかとは思いますが、きれいな町並みを維持していただきたいと思います。
そんな訳で最初から最後まで桜三昧のウォーキングでした。
今日はこの辺で。