韓国の勢い

数日前に話題にしたWBC、国・地域別野球対抗戦、今日は注目の日韓戦が行われました。結果は1-2で日本の負け。アジア予選でも敗れており、言い訳なしの完敗といってもいいでしょう。韓国はアジア予選、2次リーグを含めて6戦全勝、すばらしい成績でのベスト4進出です。何故韓国がこんなに強いのでしょう。トリノオリンピックでもメダル獲得率が世界一でした。また、アメリカ女子プロゴルフでも開幕から2連勝。少なくとも日本より世界舞台でのスポーツの成績は優れています。勿論ワールドカップサッカーでのベスト4進出も立派でした。日本人は、とかく韓国が日本よりも上位に行くと、何か理由をつけて「・・・だから韓国のほうが成績が良かった」というような風潮がありましたが、現在の韓国人の活躍を見れば、もはや何の言い訳も通じない状況です。
では何故韓国はこんなに強いのか。.魯鵐哀蝓疾鎖世旺盛-NO、韓国は既にアジアの先進国で、日本との所得や生活の格差は少ない。△つてのソ連、東欧並みのステートアマ待遇-NO、既に世界のスポーツはプロアマノ壁がない。こうして見ると特別な理由はないのです。韓国人のほうが、より世界への進出が多く、そこで揉まれているからなのだとしか思えません。つまり、いまだに井の中の蛙状態の日本のスポーツ界に比べ、よりグローバル化が進んでいるのです。そしてもう一つ、私には韓国の勢いというものを感じます。韓国も10年ほど前に経済危機がありましたが、ドラスティックに解決しました。それに比べ日本は長い長い失われた平成の10年がありました。この間の勢いの差は大変なものです。
韓国が盛んに北朝鮮よりの外交を展開していることが、現在の韓国の余裕ではないのでしょうか。こんな勢いのある韓国と喧嘩をするのは日本の得策ではありません。民間並みの中の良い関係を保ちたいものです。
今日はこの辺で。