皇室について

紀子さま御懐妊のニュースが昨日突如流れ、国会議員から我々庶民まで、驚きの声が上がりました。驚きとは少々失礼な表現ですが、皇室にはもう男子は誕生しないことを前提に世の中が動いていたので、紀子さまに第三子の誕生が確実になったことから、男子誕生も1/2の確立で生まれたわけです。紀子さま39歳の御懐妊は、まことに驚くべきことではないでしょうか。
とにかくこの慶事はみんなで喜びたいものです。
さて、皇室典範改正問題で俄然皇室や天皇家神武天皇以来の営々と続く皇室人脈に最近興味を覚えました。最近はインターネットで何でも検索できるので、すぐに調べられるのは本当にありがたいことです。確かに今までの系図を見ると、男系血脈が続いていますが、既にどこかで血統が途絶えているとの説もあります。南北朝の分裂時代も経験しています。それを考えれば、私は女系天皇となっても良いと思います。特に現在の皇室の構成から行くと、紀子さま第三子を除けば、やがて男系が途絶えるのは目に見えています。何せ現在40歳の秋篠宮殿下が最も若い男の皇族なのですから。その意味では有識者会議の結論は妥当なものと私は思います。
今日、小泉総理も、皇室典範改正案の今国会提出にこだわらないようなニュアンスの答弁をしたとのことですが、総理も予想外のことで戸惑っているというのが本音でしょう。
今回の改正案の提出に反対していた議員は勢いづいているとのことですが、それは全く論外の話です。小泉さんはもともとこの問題を政局にはしないことは明言しています。反対派は、政局にできずにがっかりしているのではないでしょうか。
今日はこの辺で。