コロナウィルス感染体験記

先々週の土曜日、9月24日から今日に至るまでの一週間+2日間は、想像もしないに日を経験してしまった。まさか私が“コロナ感染”?油断大敵とはよく言ったもの。元々、それほど付き合いが多い人間ではなく、会社退職後は家と体育館(スポーツジム)と図書館ぐらいしか行くところがない私。あとは屋外の公園散歩が主たる日課で、室外でも皆さんマスクしている方が多いなか、灯台下暗しで、自宅が感染源になるとは全くの不覚。

妻はパートで訪問介護をしているのですが、ある訪問先のお宅のご主人(被介護者の旦那さん)が抗原検査で陽性だった、ついては妻にも抗原するように!という連絡が入ったことから、9月24日(土)墓参りのついでに前に行ったことのある新宿の無料検査場に妻と二人で行くことに決めたのが9月23日(木)。ところが、妻は既に咳が少し出ていたようで、そんな様子に無頓着だった私は、家の中ではマスクなしで普通の生活。24日はまず抗原検査を行い二人とも陰性で一安心。PCR検査結果は2日後にメールで来るとのことでしたが、まず大丈夫だろうと思っていたものの、妻の症状は悪化。そして翌25日(日)には私にも妻と同じような症状が出てくる。26日に届いた検査結果では、私が陰性ながら、妻は何と陽性。そこからがあわただしく、かかりつけの近所のクリニック外来で再検査して、まず抗原検査で妻陽性、私は陰性。そんなはずないだろうとPCR検査も行い翌日陽性との連絡。妻のピークは既に終わっており、問題は私でした。熱は微熱程度なのですが、咳と痰、そして何より喉の痛みが強烈で、つばを飲み込むのも一苦労。66歳以上の重症化リスクあり人間の為、通常の風邪薬の他、コロナ治療薬も処方され、高血圧や腰痛の薬を合わせると10種類以上の薬漬け。それを5日間服用。やっと30日ごろから痛みも和らぎはじめ、何とか本日10月2日をもって7日間の自宅療養期間が終わり、明日様子見の1日、そして10月4日から外出可能な状態となります。

矢張りコロナを甘く見ていたのか、ワクチン4回接種で安心していたのか、コロナの感染力を思い知りました。なお、前述した介護先ですが、これはあくまで私の想像であり、確実なる感染元は妻ではないかもしれないのは勿論です。

私は高血圧薬を服用し、朝と夜の安静時に血圧と脈拍を図っているのですが、27日夜~30日朝にかけて微熱とのど痛がひどかった期間、脈拍が異常に高い値(20以上)となったのには驚きました。体温が影響するようですが、こんなに顕著に現れるとは。

なお、妻と二人の生活で外出できないため、東京都のサポートの一環で、食糧の宅配があり、使わせていただきましたが、その量の多さに驚きました。東京都様様です。

ワクチン4回接種が今回程度の軽症で済んだのかどうかはわかりませんが、感染対策の重要性を思い知った次第です。それと同時に、杉並保健所の方、クリニックの先生、東京都のサポートなど、たくさんの方のご支援で何とか生き延びたと思っています。感謝、感謝の今の心境です。

今日はこの辺で。