映画「花椒の味」

新宿武蔵野館にて2021.11.08(月)、香港映画「花椒の味」鑑賞。香港で火鍋料理店を経営していた父親が急死し、異母姉妹3人が集まって、その店のお客さんから愛された火鍋の秘伝の味付けを取り戻す過程を通して、三姉妹の父親への思慕と、それぞれの人間関係や生活の再生を描く人間ドラマ。Yahooレビューでの得点が4点以上で高く、期待して観たのですが、今一つ盛り上がりに欠けるドラマで、私としては4点以下の映画。

脇役でアンディ・ラウが登場するなど、贅沢な役者さんを使っているものの、彼を使うほどの役でもなく、客寄せ的な印象。2019年の作品で、コロナ前で、香港では国家安全維持法反対デモが盛大に行われていた時期。そう言った社会情勢ながら、それとは全く関係なく穏やかな淡々とした作品で、いまいちメリハリの欠ける作品でありました。

ちなみに「花椒」は、日本でいえば「山椒」のようです。

今日はこの辺で。