アメリカの人種差別は終わらない

アメリカでまた白人警官による黒人への暴行・致死事件が発生した。近くにいた通行人がそのすさまじい暴行場面を映像に撮り、投稿したことから、事件のあったミネアポリスの市長が即刻4人の警官を免職にした。黒人住民はそれでも怒りが収まらず、全米に波紋が広がり、大規模デモや暴動に発展しつつあります。

アメリカでは過去にも同種の事件が発生しており、私もNetflixでドキュメンタリーを最近見た。一つはロサンゼルス暴動に発展した事件、もう一つはニューヨークで50発もの銃弾を浴びた事件。おそらく全米では同様な事件がたくさんあるのではないかと思います。

上記の2件は、陪審員裁判でいずれも警官が無罪になったことから、ロサンゼルスでは大暴動になり、ニューヨークでも大きなデモが起きた。

今回のミネアポリス事件は、決定的な証拠があり、例え容疑者ではあっても、無抵抗の者の首を締め上げるという非道は刑事裁判でも有罪となってほしいものですが、アメリカの陪審員制にも問題があるのは確か。

終わらない人種差別は、アメリカの永遠の闇でもあります。

今日はこの辺で。