イベント自粛の苦痛

新型コロナウィルス感染拡大に伴い、イベント自粛が政府や自治体からあり、大型イベントのみならず、ちょっとした会合なども中止・延期が行われており、イベントを生業とする関係者方は、収入の道も閉ざされ、大変危機的な思いをされておられるかと思います。その他外食産業、遊戯施設、各種スポーツ、健康施設なども含め、経済的な困難を伴う大きな問題が生まれつつあります。

3.11の福島原発事故でも、放射能汚染が大きな被害が深刻でありましたが、それ以上に風評被害が広がり、福島近辺の農漁業者や観光業が大変な被害が出ました。

今回の感染拡大への恐怖は全国規模であり、3.11以上の経済損失が予想されます。

さて、こういった大災害などでは、国によって対応が相当違ってきますが、中国は社会主義という体制のもと、思い切った対策が取りやすく、若干怪しいところはありますが、感染拡大が止まりつつあります。ヨーロッパでは各国で対策の強弱がはっきりとみられ、南欧のイタリア・スペインは財政的な余裕もなく、その結果医療体制も脆弱となり、中国をしのぐほどの拡大がみられ、逆に財政的に余裕のあるドイツはでは、感染が拡大しているものの、死者は極端に少なく、医療体制が整っていることが証明されています。

最も心配なのは日本。PCR検査がどの程度行われているのか?検査体制がどうなっているのかが見えてきません。したがって、現在の感染者数が実際の数字なのかも疑われ、国民はそれだけで不安をぬぐい切れません。信用している人も多く、日本は頑張っているじゃないかと政権支持が上がりつつあると聞きます。

モリ・カケ・桜・定年延長問題で嘘と文書改竄・隠蔽・廃棄・偽造を重ねてきた政権だけに、軽々と信じるのは危険と私は思っています。

今日はこの辺で。