映画「ホームステイ ボクとぼくの100日間」

タイ映画「ホームステイ  ボクとぼくの100日間」を武蔵野館で鑑賞。タイ映画は本来あまり日本に公開されていませんが、公開される作品はそれだけ選りすぐりの傑作が多いことは確か。特に「バッド・ジーニアス」は、その緊張感と発想から素晴らしい作品でありました。そんなことからこの作品にも大いに期待しましたが、やはり「バッド・ジーニアス」には及びもつかない作品。自殺した主人公の少年が、100日間の猶予をもらって自殺した原因を調べることを許され、下界に戻ってくる。私に単純な予想としては、学校での複雑な人間関係などで悩み、あるいは犯罪に巻き込まれ、実は殺されていた、そしてその犯人を特定するようなサスペンスを思い描いていましたが、彼の悩みは家族関係に収束されていました。その辺がどうも盛り上がりに欠けるところ。若干ストレスの残る作品でありました。

今日はこの辺で。