#その他金融と投資

ノンフィクション「リーマンショックコンフィデンシャル」

リーマンショック時のアメリカ大手金融会社及び財務省、FRB、ニューヨーク連銀などの対応を克明に描いた「リーマンショック・コンフィデンシャル」上下巻800ページをやっと読了。ニューヨークタイムズの記者アンドリュー・ロス・ソーキンが大手金融会…

井口俊英「告白」

1995年に発覚した大和銀行ニューヨーク支店の巨額損失事件は、大和銀行のアメリカからの撤退と巨額制裁金の支払い、そして銀行再編の波に飲み込まれていく端緒となった事件。 この事件の主役が、本書の著者井口俊英氏。彼は10年以上にわたってアメリカ国債取…

オリンパス問題の影響

ギリシャの財政問題から端を発したヨーロッパ危機は、イタリアのIMF管理へと進み、底知れないユーロ圏内の経済危機を予言させます。同一通貨を流通させながら、政治は全く異なり、極めて不完全な統一体制でしたが、それが図らずも露見したことから、大変…

金融恐慌

アメリカ発の金融不安が、今や世界金融恐慌になろうとしています。「暗黒の1週間」が明けた来週、G7の政策を受けた市場が不安を払拭し、株価は上向くのか? そもそもはサブプライムローンと言う、極めて不安定なローンが組み込まれた金融商品が世界中に売…

アメリカ発世界恐慌の前触れ?

アメリカの証券大手リーマン・ブラザースがあっという間に倒産、同じ日にメリル・リンチがバンカメに買収され、翌日にはAIGに政府資金投入と、すさまじい勢いでアメリカ金融界の再編が進んでいます。勿論発端はサブプライムローン問題。誰がこんな事態を…

再びクレ・サラ問題

NHK19:30からのクローズアップ現代にて、金利制限法と出資法の問題について取り上げていました。その中で、現在金融庁の委員会で、でいわゆるグレーゾーン金利の撤廃について議論を重ねているとのこと。その議論は消費者、特に多重債務問題に取り組む側の…