恒例の冬の大人の休日倶楽部パスを利用した東北・伊豆旅行を計画しましたが、今回は思わぬ事態に遭遇。残念ながら伊豆旅行は露と消え、3泊目も東北となりました。
1月21日（日）8:48分東京発のやまびこ号で新花巻乗換、一路釜石の宝来館さんへ。今冬一番の寒気が押し寄せる中、途中仙台辺りから雪模様の天気。しかし、釜石線沿線は雨で釜石も強風と雨。散策できる天気ではないため、旅館内で過ごす一泊となりました。お客さんも日曜日でもあり少なくのんびりお風呂に入り、自慢の魚料理を味わいました。宝来館さんには今回が5回目の訪問でしたが、名物の女将さんは不在のようで会えませんでした。
翌日の目的地は平泉にある果実の森さん。この旅館は日帰り温泉施設が併設された巨大な建物で、中は迷路の様。方向音痴の自分にはどこがどこだか全くわからない有様。たどり着いた部屋は、今まで宿泊した中でも最大級の広さで、部屋で過ごすには最高の環境。源泉かけ流しのお風呂が部屋にあるため、外に出る必要もなく、快適な宿泊環境。食事は個室食の和洋折衷懐石が絶品。ぜひ再訪したい温泉です。日帰り温泉施設では田舎歌舞伎も毎日上演されており、たいそう賑わっていました。
さて問題の3日目。一ノ関まで車で送ってもらい、予定の新幹線に乗車。ところが仙台駅で電気系統の故障で一時停車。やな予感。それでも20分ほどで発車したのですが、隣の白石蔵王駅で再度停車。大宮辺りで何かトラブルが起きているとのこと。再びやな予感。その予感は的中し、1時間半たっても動かず、復旧までは相当な時間がかかるというアナウンス。この日は伊豆熱川まで行く予定で、東京駅13:00発踊り子号にはすでに間に合わない状況。一応夜遅くなっても行くつもりと旅館に一報したものの、その後も動く気配がないため、どうやっても熱川まではたどり着けない状況を認識し、同行の妻にもせかされて、かつて行ったことがある鎌先温泉に行くことに。当日キャンセル代も発生し痛い出費。幸い駅から送迎してくれるということで、タクシー代は助かりました。すずき旅館さんは、9年前に一人旅で宿泊した懐かしい旅館で、当時に比べてリニューアルもされ、まずまずの快適さでした。結局、新幹線は終日運休となり、早めに決断して正解は正解でした。
4日目はパスの切符を利用して、佐久の私の実家まで行き、2年前に亡くなった母と兄の墓参りに行き、旅を終了しました。
今日はこの辺で。
