Netflixの韓流ドラマにはまっている今日この頃。ドラマは見だすと止まらない面白さがあり、この流れを止めようとするのですが、なかなかドラマ絶ち出来ない状況が続く。
「ヴィンツェツォ」は、イタリアマフィアの韓国青年が、韓国に帰って悪を懲らしめる痛快ドラマ。主人公が男前でかつ強靭的な強さを持ち、出来すぎなドラマではあるが、こうした勧善懲悪的ドラマは見ていて何とも心地よい気分となるから、見るのを止められない。韓国ドラマでの悪人のパターンは、警察や検察などのお役所的権力を使う者、そしてその背後にいるのが巨大財閥のオーナーという設定が最も多い。韓国では財閥系企業の存在感が大きく、経済的な力を利用して役人と結びつき、弱い者をいじめているという構図がパターン化されており、さぞや財閥が庶民から嫌われているのかと言えば、実際はそうではなく、いい大学を出て財閥系企業に就職するのが勝ち組パターン。でなければ警察や検察、裁判官などの司法官への道、あるいは役人になるしか道がないとでもいうような構図が
よく言われます。そうした庶民から見ると頭にくるような社会構造がこういったドラマを生み出し、せめてもの慰めとして、皆さん溜飲を下げているのではないかと勝手に想像。
とにかく、弱者が力を合わせて強い力を持つ悪い奴らをやっつける姿は痛快ではあります。
今日はこの辺で。