韓流ドラマ「補佐官」

全20話の韓流ドラマ「補佐官」Netflixで視聴。外国映画・ドラマは、字幕が出るので1.5倍速の速さで視聴することが増えました。字幕を見落とすこともありますが、貴重な時間で、しかも見たい作品がたくさんあるので見始めましたが、違和感なく見られます。大変いい機能で助かっています。韓流ドラマは一話正味6075分あり、それが10話~25話程度あるので、スピード勝負。ただし、飽きないのでついつい見てしまうのが現状。

「補佐官」は、検事出身の国会議員の補佐官になった主人公の男性が、議員の悪さを承知しながら、自分がいつか国会議員となり自分の親分を懲らしめてやりたいとの志から、親分の出世を助け、ピンチを救って何とか選挙区の候補者権利を得るまでが前半の10話。後半の10話が国会議員となり、いくつかピンチがありながらも、それを潜り抜けて、日本でいえば法務大臣になった親分を、財閥の会長と一緒に獄につなぐまでを描きます。

ここで描かれるのも、権力志向の強い議員や司法関係者、役人、そのバックにいる財閥のオーナーです。まさか実際にこんな強引な事までできるわけはありませんが、とにかく力のある議員や検察官は何でもやり放題。決して語句に捕まることはない、強者の論理がまかり通る社会を描きますが、韓国の大統領がほぼ例外なく辞めると犯罪人になってしまう現実があり(朴槿恵大統領は現役でしたが)、あながち途方もないとも思えないのが実態なのかもしれません。大きな志を持って政治の世界に入り、補佐官を経て国会議員となった主人公ですが、最後にその志を実現できてハッピーエンドとなりました。

今日はこの辺で。