2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

横関大「マシュマロ・ナイン」

横関大作品集中読書、今回は「マシュマロ・ナイン」読了。高校野球をテーマにした青春ドラマに、ドーピングの冤罪を絡めたミステリー要素も含む作品。 小尾竜也はプロ野球のピッチャーだったが、何者かの陰謀によりドーピング違反に引っ掛かり球団を首になり…

横関大「わんダフルデイズ」

横関さんの作品を集中的に読んでいますが、今までの中では最も面白い作品「わんダフルデイズ」読了。 盲導犬訓練機関の訓練士の阿久津さんと研修生の歩実さんが、盲導犬に関わる事件や事故などに関わり、鋭い推理力で解決していく連作短編6作を収蔵。盲導犬…

横関大「再会」

本作「再会」は第56回江戸川乱歩省受賞作で、横関氏のミステリー小説デビュー作。 受賞時のタイトルは「再会のタイムカプセル」となっていたが、正にタイムカプセルが本作の一つのテーマでもある。 主な主人公は、 岩本万季子:シングルマザーで小さな美容院…

貴戸添太「その塾講師 正体不明」

新聞か何かの書評で高評価だったことから手に取った貴戸添太「その塾講師 正体不明」読了。正体不明の塾講師とは、元刑事で塾講師に転じた不破先生。不破先生が元刑事だったことは、塾長しか知らないことで、生徒たちから見ると正体不明な人物。授業はほぼほ…

横関大「彼女たちの犯罪」

横関作品二作目は、4人の女性と一人の男性をめぐる犯罪を描いた「彼女たちの犯罪」読了。 一人の男性とは、医者一家に生まれ、頭脳・体力・容貌のいずれにも恵まれた35歳の医師、神野智明。彼に関わる女性が妻の由香里、大手自動車メーカーに勤め、美貌にも…

木内一裕「小麦の法廷」

木内一裕氏の作品も読むのは初めてだと思うのですが、たまにすっかり忘れていることもあるので要注意。恐らくは初めて。本作「小麦の法廷」は、実際にこんなことがあるのかという設定ですが、理論的には成り立つ話。 杉浦小麦さんは25歳の神奈川の新米弁護士…

映画「国宝」

今最も話題の日本映画「国宝」をTOHOシネマ府中にて鑑賞。7月9日(水)にもかかわらず、このシネコンの中でも最大のスクリーンの座席は3分の2は埋まるほど。約3時間の長尺ながら、吉田修一の大作作品を見事に映画化した傑作で、特に吉沢亮、横浜流星と…

横関大「罪の因果性」

横関氏の作品も初めて。「ルパンの娘」シリーズなどで人気らしいが、本作「罪の因果性」もミステリーとしてぐいぐい読ませる作品で落としどころはどこなのかを読みながら常に考える作品。倉多佑美さんは都下の市役所職員で、昼休みの電話当番時に怪しい男か…

五十嵐律人「密室法典」

五十嵐氏の作品も初めて。今回は「密室法典」という作品を読了。 本作に出てくるのは、霞山大学大学院の学生で法曹一家で司法試験を目指す古城行成、同じ大学の学部生の戸賀夏倫、同じく学部生の矢野綾芽さんの三人無料法律相談サークルの仲間。彼らが難解な…

映画「でっちあげ」

本日はTOHOシネマ付中にて日本映画「でっちあげ」鑑賞。綾野剛が小学校の教諭役で、2003年に福岡で実際にあった教師による児童への虐待事件の真相を描く。この映画を見て、日本のマスコミは未だに変わっていないことをつくづく実感。 小学4年生のクラス担任…

大門剛明「死刑評決」

長い4泊5日の旅で読んだのが、大門剛明氏の「死刑評決」 本作は冤罪事件を扱っているわけではないが、タイトルの通り「死刑の評決」が果たして正しかったのかどうかを問う作品。 19歳の少年が起こしたコンサート会場爆破事件。一人の子供の命が奪われ、多数…

東北・信州旅行記

6月29日(日)~7月3日(木)の4泊5日の東北・信州旅行へ。東京駅7:56発はやぶさにて一ノ関経由猊鼻渓鮒下りへ。東北も蒸し暑い気候のなか、穏やかな川の流れを1.5時間、船頭さんの案内で楽しいひと時。再び一ノ関に戻り新花巻へ。駅前からのシャトルバスで…