2026-04-01から1ヶ月間の記事一覧
現役の会社員で、第1回創元ミステリー短編賞を受賞した処女作「嘘つきたちへ」読了。最近体調(首痛)が悪く、読書が進まず、本作もやっと10日間ぐらいかけて読み終わったもの。ほとんど内容も忘れかけていますが簡単に紹介。 このラジオは終わらない:ラジ…
雫井作品は本当に久しぶり。本作「霧をはらう」は病院内で会った殺人事件で訴えられた母親の娘、19歳の小南由維さんと母親を弁護する伊豆原弁護士を一人称として冤罪の雪冤裁判を中心に描く。 総合病院の小児病棟の病室で、何者かが点滴にインシュリンを混入…
石持氏が、日本と思われる国における国情を5作の連作短編で表した「この国。」読了。 「この国」は、一党独裁国家ながら、それなりに自由が許容された不思議な国家。二度の大戦には参加しなかったという点は日本と大違いながら、少なくとも戦後の日本の自民…
阿津川辰海と斜線堂有紀の二人のミステリー作家が、それぞれミステリーのプロットを投げかけ、それを受けた一方の作家が作品を書くという、面白い企画で出来上がったのが本作。斜線堂さんはシャッターと大きな水槽で密室となった空間で発生する殺人事件を提…