津波報道

チリ沖地震発生により、昨日の日曜日は津波警報関係の報道が一日中続きました。
過剰とも思われる警戒態勢に「?」とも思いましたが、万全を期すことには誰も文句は言えません。
早速津波について調べてみました。
テレビを見ていて不思議に思ったのが、これだけ偵察衛星偵察機が発達し、科学も進歩しているのに、何故正確な津波の高さや到達時間がわからないのか?ということです。
津波は、改定の深度が深いところでは波が立たず、しかもジェット機並みの速度で進むとのこと。そして、浅いところに来て初めて波が高くなり、速度も落ちる性格があるため、太平洋のどこを進んでいるかがよくわからないようです。ただし、深度4,000mでは時速700kmのスピード、深度100mでは時速110kmの速度になることはわかっており、チリ沖からの距離から逆算すると、予測到達時間が測定できるというものです。
海岸沿いの鉄道や道路は運行中止や通行止めとなり、「何もそこまでしなくても」と思った方も少なからずいたでしょう。しかし、何かあったら責任が重くのしかかっています。企業としては政府の公式発表を守るのがリスク回避の方策とならざるを得ません。
それにしても、地震が頻発しています。日本の東南海地震も心配されるところであります。
今日はこの辺で。