映画「復讐者たち」

7月27日(火)、武蔵野館にてドイツ・イスラエル合作映画「復讐者たち」鑑賞。ジャンルとしてはホロコースト映画で、収容所などを脱出して生き残ったユダヤ人が、ドイツ降伏後、ユダヤ人虐殺に直接かかわった軍人や政治家などだけではなく、一般市民をも知っていて加担していたとして、大量殺人を企てる過程を描く。実話にようですが、本当に実行されていたら、大変なことになっていたでしょう。あるいは現在のイスラエルも存在が危うかったかもしれないのではないか。

収容所を経験し、家族を殺されたユダヤ人から見れば、許せないドイツ人たち。そんな一部の過激な集団が、水道に毒を混ぜて大量虐殺の復讐劇を企てるサスペンスなのですが、話の割にはメリハリがなく、画面の暗さと相まって、眠気を誘う場面も。実際には実行されなかったのですが、もっと盛り上がる場面があってもよかったのではないかと思った次第。期待が大きかっただけに、いまいちの映画でした。

今日はこの辺で。