韓国ドラマ「ミセン」

 またもや韓流ドラマにはまり、時間を随分費やしました。こんなので私の生活はいいのか?と少し反省。

とにかく韓流テレビドラマは長編。一派が通常正味60分~80分、それが通常16話(おそらく韓国は半年単位なのでしょう)、長いと20話も普通。今回Netflixで視聴した「ミセン」は20話で、正味70分、長い場合は正味90分。日本ではNHK日曜の時代ものが1年間という例もありますが、韓国の人は長物を好むのか?

さて「ミセン」は、幼少時代から以後一本に打ち込んできた青年が、結局プロになれず、囲碁の縁で大手商社に契約社員として入社したチョン・グレ青年が、職場で成長していく姿が描かれます。韓国では、よく不祥事としてコネによる入学や就職がスキャンダルとして政権を揺るがすほどの騒動になりますが、それだけコネが悪いこととして意識されていることなのでしょう。チョン・グレ青年は、とりあえず契約社員に採用されるものの、この大手商社では、高卒では正社員になれないという慣習があるとのこと。韓国が学歴社会だということが、このドラマでも描かれます。それでも上司の次長や課長、代理が彼を成長させ、何とか正社員にしようと努力します。更には、最初は壁があった同期の3人とも太い絆ができていきます。それでも、結局は正社員になることができず、会社を契約切れで辞めていくのは、韓国社会だけでなく、日本でも有期雇用者の待遇の悪さとしてよく聞く話。

それでも、彼を正社員にしようと、仕事で危ない橋を渡った次長が会社を自ら辞め、彼の新しい会社に就職できたのはハッピーエンド。

今日はこの辺で。