映画「はちどり」「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」

1114日(土)はギンレイホールにて映画鑑賞。

韓国映画「はちどり」は、ソウル大橋が崩落し、韓国社会のひずみが世界的に話題となった頃を舞台とした、一人の少女の鬱屈した日々を描いた作品。漢文塾で出会った女性講師に影響を受け成長するのですが、その講師の女性がソウル大橋崩落事故に巻き込まれて亡くなってしまう場面も盛り込まれます。

映画自体は、私にとっては退屈でかなり眠気を誘いましたが、1990年代の韓国社会が描かれて興味をそそりました。その後の韓国は通貨危機などもありましたが、それを克服して、今や一人当たりのGDPが日本を追い越したといわれるほどに成長しました。

韓流ドラマや映画は世界中に販路を広め、今や一大産業に。クオリティー的にも完全に日本の映画やドラマを凌いでいます。この作品は私には不向きでしたが、今はハマっている韓流ドラマにはワクワクします。

「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」は、ある雨の日の若い恋人二人を追った、ウッディ・アレンらしい都会的な映画。ここに出てくるのは、ニューヨークの芸術家やハイソサイティな白人人種。淡々として雨のニューヨークを映し出しますが、どちらかというと何も残らない映画。感動も悲しみも涙もなし。あるのはちょっとした笑い。それでも、同じ様な作品をウッディ・アレンは取り続けるのですから、逆にたいしたものです。こうした映画を求めるファンが多いのでしょう。

今日はこの辺で。