2020年に何が起こるのか

2019年は政権による民主主義破壊の顕著な年でありました。特に11月からの「桜を見る会」に関するおぞましい安倍首相による権力の私物化には反吐が出る思いでした。この問題に関しては通常国会で徹底的に追及してもらいたいし、メディアももっと怒りの穂脳を燃やしてほしいものです。

ただし、懸念があります。直近の朝日新聞世論調査によれば、この問題に関する首相の説明責任が不十分は74%であるのに、国会で解明に取り組むべきとの比率は40%、取り組む必要がないが50%という数字。この数字には正直驚くとともに、いかに国民が「あきらめているか」を感じた次第。あきらめの一つは、追及しても何も出てこないあきらめ、そしてもう一つは野党へのあきらめ。

この国の民主主義は本当にどこへ行ってしまうのか。自民党の中から反安倍勢力が出てきて、安倍を倒すことだけでも野党と協力してくれないか。そんな望みを最近持っています。

さて、年末に見た映画表ですが、全く見る価値のない映画も多いことを痛感。

「永遠に僕のもの」はアルゼンチンの少年犯罪もの。生来の犯罪精神の持ち主の物語ですが、全く見る価値なし。

「さらば愛しきアウトロー」はロバートレッドフォード最後の出演作と銘打った作品ですが、大俳優にはかわいそうなほどつまらない作品。

ヤフーレビューで3.5以下の作品はまずもって見る価値が少ない作品と思って間違いないようです。

それにひきかえ、「ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!」は珍しいフィンランド映画フィンランドの田舎町のヘヴィメタルバンドがノルウェーのふぇすに参加するために奮闘し旅立つ姿を描くコメディで、痛快なお話でありました。

今日はこの辺で。