映画「しあわせの絵の具 愛を描く人モード・ルイス」、「グレーテスト・ショーマン」

7月28日(土)はギンレイホールにて映画二題鑑賞。
「しあわせの絵の具 愛を描く人モード・ルイス」は、カナダの画家モード・ルイスの伝記映画。一般的には有名ではなく、もちろん私も知りませんでしたが、カナダの田舎の一軒家からたくさんの素朴な風景画などを描き、生涯夫婦二人で小さな家に住んで絵を描き続けた姿が描かれます。リュウマチで生涯にわたって体が不自由で、かつ家族にも恵まれなかったさみしい人生ですが、本人は大好きな絵を描きながら、愛する夫と生涯を送れたことが何よりの幸せだったようです。住んだ家は本当に小さく、絵が売れたといっても、生涯貧しかったようですが、幸せはお金や家の大きさではなく、好きなことをすることと、愛する人と過ごすことなんだなあと、改めて感じました。体の不自由な役を、女優のサリー・ホーキンスが見事に演じていました。
「グレーテスト・ショーマン」は、ヒュー・ジャックマンが主演をつとめたミュージカル対策。レ・ミゼラブルでも見事な歌と踊りを披露してくれたジャックマンですが、この作品でも見事な躍動感。かつてのウエストサイドストーリーのような躍動感あふれる歌と踊り、そして確かなストーリーで見ごたえあるミュージカルになっていました。
それにしても、ヒュー・ジャックマンは当代一のミュージカル役者、それに奥さん役のミッシェル・ウィリアムスも素敵でありました。それともう一つ、ヨーロッパから招いた歌手役のレベッカ・ファーガソンのソロ場面も圧巻でした。
今日はこの辺で。