唯川恵「一瞬でいい」

久しぶりに唯川恵作品「一瞬でいい」読了。唯川作品は、相変わらず読みやすさが抜群で、かなりの長編ですが、短期間で読むことができました。ストーリーも単純で心地よく読めました。
軽井沢で出会った18歳の高校生が浅間山登山を行い、不幸にも一人が事故で亡くなったという一瞬の出来事と、後の32年間、生き残った3人の人生を語る形式で物語が進行します。
創介、未来子、稀世の三人は、いずれも死んだ英二に対する十字架を背負い生きていきますが、彼らは決して離れることはなく、一課のタイミングで出会い、それぞれの人生に影響を与えていくというストーリーが、ドラマとして映像化できるか否か?(あるいはもうすでに映像化されているのか)
是非映像化された作品を見たいものです。
今日はこの辺で。