映画「未来を花束にして」、「22年目の告白-私が殺人犯です-」

7月9日(日)、暑いときは映画館に限るということで、ギンレイホールにてイギリス映画「未来を花束にして」、とTOHOシネマ新宿で日本映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」を鑑賞。
「未来を花束にして」は、100年前のイギリスでの女性参政権獲得に至る当時の女性たちの運動を描くドラマ。
夫婦で洗濯工場で働く女性を主人公に、自分の職場環境、家庭環境での女性差別などから男女平等への希望に目覚め、運動をしていく姿が描かれる。日本の女性の普通参政権は戦後になってからですが、産業革命を最初に成し遂げたイギリスにおいても、それほど早く実現されたのではなく、かつ女性自体の激しい運動があったことを思い知らされました。ダービーの行われる競馬場で命を賭して抗議し、それをきっかけにして、大きな盛り上がりができたという歴史的な事実も知ることができました。
「22年目の告白-私が殺人犯です-」は、1995年、阪神淡路大震災があり、オーム真理教事件があった年ですが、この年に発生した5件の絞殺事件(これはフィクション)が時効となり、突然犯人と名乗る男が殺人告白本を出版し、世間の注目を集め、メディアもこれを取り上げて大騒動に。そして誰が本当の犯人なのか・・・・。以外性を持った展開にくぎ付けになりました。エンタテイメント作品として一見の価値がある作品でした。
今日はこの辺で。