西川美和監督、本木雅弘主演の「永い言い訳」鑑賞。西川監督作品ということで期待したのですが、妻が亡くなって以降の主人公の変化が唐突すぎて、感情移入できませんでした。
妻が友達とバス旅行に出かけるのを見はからって若い愛人を家に連れ込み愛し合っている最中に妻がバス事故で亡くなったものの、涙一粒でない主人公。妻の存在が何だったのかを思うことがないままに、一緒に亡くなった妻の友達の父子を哀れに感じて家に出入りして、次第に家族の一部になっていく姿が描かれるのですが、本木雅弘の演技はうまいのでしょうが、何か理解しがたい気がしました。
今日はこの辺で。
